2025年4月~ 育児制度のルールが変わります!

2025年4月以降、子どもの年齢に応じて、テレワークや短時間勤務など働き方を選択できる制度の整備などが企業に義務付けられましたので、ご案内いたします。

1)残業免除の拡大
2)子の看護等休暇
3)育児のためのテレワーク導入(努力義務)
4)柔軟な働き方(2025年4月以降段階的に施行)
5)育児休業給付が手取り10割に(2025年4月1日予定)

6)両立支援等助成金のご案内(柔軟な働き方選択制度等支援コース)
7)両立支援等助成金のご案内(育児休業等支援コース)

1)残業免除の拡大
請求すれば残業が免除されます。
■改正前・・3歳に満たないお子さまがいる社員
■改正後・・小学校入学前のお子さまがいる社員

2)子の看護等休暇
入園式・入学式・卒園式でも取得できるようになります。

3)育児のためのテレワーク導入(努力義務)
■対象
3歳に満たないお子さまがいる社員
■テレワークが選択できるようにする

4)柔軟な働き方(2025年4月以降段階的に施行)

■対象
3歳から小学校入学前のお子さまがいる社員

■会社は次の中から2つ以上を選んで実施する必要があります。
・始業時刻等の変更
・テレワーク等(10日/月)
・保育施設の設置運営等
・新たな休暇の付与(10日/年)
・短時間勤務制度

5)育児休業給付が手取り10割に(2025年4月1日予定)

■対象
夫婦ともに14日以上育休を取った場合
父親・・お子さまの出生後8週間以内
母親・・育休開始後8週間以内
■給付日数・・最大28日間
■休業開始時の賃金の67%(手取り8割)⇒賃金の80%(手取り10割)

6)両立支援等助成金のご案内(柔軟な働き方選択制度等支援コース)
柔軟な働き方の制度導入は、助成金が活用できます。
・フレックスタイム制/時差出勤制度
・テレワーク制度・短時間勤務制度
・保育サービスの手配・費用補助制度
・子の養育を容易にするための休暇制度/ 法を上回る子の看護休暇制度
上記制度を2つ導入し、対象者が制度を利用すると20万円支給されます。

7)両立支援等助成金のご案内(育児休業等支援コース)
仕事と出産育児の両立をサポートする助成金です。
従業員に育児休業を3ケ月以上取得させると30万円支給されます。
職場復帰して6ヶ月以上雇用すると、さらに30万円支給されます。


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両立支援等助成金についての詳細はこちら。
https://www.mhlw.go.jp/content/001240558.pdf(厚生労働省HPより)


 
少子高齢化・人口減少が進む中、国は仕事と育児が両立できる職場づくりに力をいれています。
働き方が大きく変わっていきますね。
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